御殿場市 (Gotenba)
御殿場市は富士山の麓にあり、市街地の標高は約250 - 700 m(市役所は450 m)である. 気候は冷涼多雨で年平均気温は12.9°C、年平均降水量は2,819 mmとなっており湿度が高く霧が発生することも多い. 冬は静岡県内の都市としては寒さが非常に厳しく雪が降ることが多い. また、夏は涼しく熱帯夜、猛暑日が観測されたことはほとんどない. なだらかに傾斜した土地は主に水田などに利用され、のどかな景観をつくっている.
富士登山の拠点として栄え、1889年(明治22年)の東海道線(現:御殿場線)開業以降は富士登山口や避暑地としても発展した. 東名高速道路開通で工業の進出も盛んになった.
1912年(明治45年)には陸軍が演習場を開設し、軍隊の町という性格も帯びるようになった. 現在も陸上自衛隊の3つの駐屯地(板妻、駒門、滝ヶ原)と本州最大の演習場である東富士演習場、また、在日米軍海兵隊のキャンプ富士地区があり、市域の3分の1が防衛関連で利用されている. 毎年8月には富士総合火力演習が行われる.
避暑地としての性格も健在で、市内にはゴルフ場が点在し、三井住友VISA太平洋マスターズの大会が毎年開催される. また、日本最大級のアウトレットモールである御殿場プレミアムアウトレットがある. 富士山御殿場口があり、他の登山道に比べて自動車で登れる五合目の位置が低いため、砂走りを楽しむ下山道として利用されることが多い. この登山道を利用して富士登山駅伝が行われる.
地図 - 御殿場市 (Gotenba)
地図
国 - 日本
日本の国旗 |
全長3500キロメートル以上にわたる国土は、主に日本列島 および千島列島・南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などの弧状列島により構成され 、大部分が温帯に属するが、北部や島嶼部では亜寒帯や熱帯の地域がある. 地形は起伏に富み、火山地・丘陵を含む山地の面積は国土の約75%を占め 、沿岸の平野部に人口が集中している. 国内には行政区分として47の都道府県があり、日本人(大和民族・琉球民族・アイヌ民族 ・外国系の人々)と外国人が居住し、日本語を通用する.